オペラ勧進「歌と芸術よもやま話」
2020年 03月 22日
オペラ勧進 No.140 2020年3月20日(金)
今月の一言 片渕須直氏の言葉から
特定非営利活動法人オペラ彩 和田タカ子
日本を代表するアニメーション監督、脚本家として活躍中の片渕さんが、若者たちへのメッセ―ジとも言える貴重な言葉を、朝日新聞「仕事力」に寄せています。
見せる様式に欧米と日本との技術的な違いがあることを知ってほしい。目を見開いて、世界中にどのような方法論があるかを学び、狭いバリエーションに縛られないで取り組んでほしい。大事なのは技術だ。鉛筆を持ち、消しゴムを持って描いては消し、消してはまた描く。繰り返し試行錯誤することで求める技術にやっと近づける。経験蓄積こそが力だ。私が目指していたのは、自分が観たい物語を作るということだった。努力なくしてそこへの到達はできない、と結んでいました。
この度の新型コロナウイルスの感染拡大は芸術家に壊滅的なダメージを与えています。まさに非常事態。12月のオペラ彩定期公演も厳しい船出となりました。今しか味わえない感覚を大切に、音楽の力を信じて、覚悟を新たにまい進したいと願っています。
特定非営利活動法人オペラ彩 和田タカ子
日本を代表するアニメーション監督、脚本家として活躍中の片渕さんが、若者たちへのメッセ―ジとも言える貴重な言葉を、朝日新聞「仕事力」に寄せています。
見せる様式に欧米と日本との技術的な違いがあることを知ってほしい。目を見開いて、世界中にどのような方法論があるかを学び、狭いバリエーションに縛られないで取り組んでほしい。大事なのは技術だ。鉛筆を持ち、消しゴムを持って描いては消し、消してはまた描く。繰り返し試行錯誤することで求める技術にやっと近づける。経験蓄積こそが力だ。私が目指していたのは、自分が観たい物語を作るということだった。努力なくしてそこへの到達はできない、と結んでいました。
この度の新型コロナウイルスの感染拡大は芸術家に壊滅的なダメージを与えています。まさに非常事態。12月のオペラ彩定期公演も厳しい船出となりました。今しか味わえない感覚を大切に、音楽の力を信じて、覚悟を新たにまい進したいと願っています。
by operasai | 2020-03-22 21:25 | オペラ勧進 | Comments(0)