オペラ勧進「歌と芸術よもやま話」
2024年 03月 17日
【次回オペラ勧進 No.189】
日時:2024年4月19日(金)3:30~4:30
会場:アルコイリス
会費:1,000円 (飲み物付)
「オペラ勧進 和田タカ子…歌と芸術よもやま話」は毎月第3金曜日
3:30~4:30に行っています。
皆様のお越しをお待ちしております。
★事前に問い合わせをお願いします。
お問い合わせ (特)オペラ彩事務局 Tel.Fax 048-201-3121
【今月の一言】 賛否両論
特定非営利活動法人オペラ彩 和田タカ子
オペラ彩設立40年記念公演「魔笛」を終了して間もなく2カ月。当会公演の1カ月後に「魔笛」を上演した団体が、大手新聞に2ページにわたって掲載した広告を読み返している。多くが「魔笛」の上演意義についてつづられていた。私は少々違和感を覚えた。「魔笛」でモーツァルトは人間の善悪の別を描いていないのではないか。
二日目の公演の折、指揮者の意向を入れて場面転換時に拍手をしないようにお願いをした。それが受け入れられたことで一種独特な音場空間が出現。静謐な舞台、次々に織り成す対極にある人間の生きざま、良くも悪しくもそこに息づく人間の存在そのものがこの作品の通奏低音のように思えてくる。いましばらくモーツァルトから離れられない気がしている。
(オペラ勧進 No.188 2024年3月15日(金)に配布しました。)
【オペラ勧進 これまでのテーマ】
No.187 賛否両論
No.187 オペラ「魔笛」公演を終えて
No.186 第40回定期公演 いよいよ本番 オペラ「魔笛」
No.185 「魔笛」を楽しもう
No.184 漱石の句
No.183 モーツァルトの音楽
No.182 モーツァルトのオペラが好まれる訳は!
No.181 オペラ彩設立40年記念 オペラ「魔笛」上演に向けて
No.180 モーツァルトをめぐる物語
No.179 同時代の偉人 モーツァルト&蔦屋重三郎 2025年NHK大河ドラマ主人公
No.178 モーツァルトとマリア・テレジアの時代
No.177 面白い!?「モーツァルト」&「若冲」
No.176 オペラ人気ランキング
No.175 ふたたびのモーツァルト
No.174 オペラ「秩父晩鐘」に学ぶ
No.173 オペラ「秩父晩鐘」をふり返って
No.172 埼玉県民オペラ オペラ「秩父晩鐘」上演に向けて
No.171 オペラ「秩父晩鐘」の登場人物
No.170 オペラ「秩父晩鐘」に描かれた青春群像
No.169 県民オペラ「秩父晩鐘」の上演に向けて
No.168 オペラ「秩父晩鐘」関連 明治を彩った芸術家たち
No.167 オペラ「秩父晩鐘」関連 明治の文豪たち
No.166 オペラ「秩父晩鐘」上演に向けて 埼玉の歴史と伝承から
No.165 オペラ彩設立100年前 19世紀後半の日本とヨーロッパ パートⅡ
No.164 オペラ彩設立100年前 19世紀後半の日本とヨーロッパ
No.163 いつか来た道
No.162 次年度に向けて
# by operasai | 2024-03-17 01:36 | オペラ勧進 | Comments(0)