オペラ勧進「歌と芸術よもやま話」
2015年 10月 17日
オペラ勧進 No.87 2015年10月16日(金)
今月の一言 オペラ制作の現場から
立命館大学から等持院へ向かう道沿いに、秋の草花が咲いていました。京都だからでしょうか、コスモスは数輪花をつけただけの丈の短いものでした。その鮮やかな色に惹かれ、しばしその場に佇んでいました。そうだ、「ランメルモールのルチア」のポスターのタイトルに使った色だ、と気づきました。今回はデザイナーの古川さんとなかなか意見が合わず、お互いに苦労しました。毎回クレーの絵を使わせていただいていますが、作品そのものがすでに出来上がっているわけですから、そこに参入するデザイナーの苦労は一入だと思います。11年前、初めて見せてもらった古川さんのチラシの文字のおもしろさに惹かれ、それ以来毎年、定期公演のチラシ、ポスターのデザインをお願いしています。私はなかば強引に、「古川さん、文字を書いて!」とお願いしました。古川さんはいろいろな素材を使って試されたようです。最終的に選んだのは雑巾で描いたものだったとか。
プロ根性を見せてもらった気がしています。
特定非営利活動法人オペラ彩理事長 和田タカ子
今月の一言 オペラ制作の現場から
立命館大学から等持院へ向かう道沿いに、秋の草花が咲いていました。京都だからでしょうか、コスモスは数輪花をつけただけの丈の短いものでした。その鮮やかな色に惹かれ、しばしその場に佇んでいました。そうだ、「ランメルモールのルチア」のポスターのタイトルに使った色だ、と気づきました。今回はデザイナーの古川さんとなかなか意見が合わず、お互いに苦労しました。毎回クレーの絵を使わせていただいていますが、作品そのものがすでに出来上がっているわけですから、そこに参入するデザイナーの苦労は一入だと思います。11年前、初めて見せてもらった古川さんのチラシの文字のおもしろさに惹かれ、それ以来毎年、定期公演のチラシ、ポスターのデザインをお願いしています。私はなかば強引に、「古川さん、文字を書いて!」とお願いしました。古川さんはいろいろな素材を使って試されたようです。最終的に選んだのは雑巾で描いたものだったとか。
プロ根性を見せてもらった気がしています。
特定非営利活動法人オペラ彩理事長 和田タカ子
▲ by operasai | 2015-10-17 23:40 | オペラ勧進